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Text File | 1994-05-18 | 44.9 KB | 1,040 lines |
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- << GV >>
-
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- このプログラムは、これまでMS-DOS環境で表示させていた画像データをMS-Windows上
- でも表示させたいと思い作成しました。特に、カラーの大きなデータはMS-Windowsのハ
- イレゾリューション画面で表示させると、一度に広い部分を見ることができて、大変便
- 利です。
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- ◎GVの特徴
- このプログラムの特徴として以下のようなものがあります。
-
- ・MS-Windows用の表示プログラム
- ・16色以下のデータはPC98シリーズではパレットを使って4096色中16色、VGAマシ
- ンでは262,144色中16色表示
- ・多くの画像フォーマットに対応
- ・画像データのコメント、ドキュメントファイルを表示可能
-
- この中で、PC98ユーザにとってはパレットに対応しているのが一番の売りです。他の
- マシンのユーザの皆さん、機種依存性のあるMS-Windowsのプログラムなんか書いてごめ
- んなさい。でも、ほかのマシンのMS-Windowsではパレットマネージャがあるからいいで
- すよね(PC98は16色固定(;_;)ですから…)。
-
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-
- ◎動作機種について
-
- このシステムはPC98シリーズ用にBorland-C++3.1で作成しました。動作を確認した
- (報告をいただいた)機種としては、以下の物があります。
-
- ・PC−9821Ap
- ・PC−9801RA2
- ・PC−H98
- ・IBM互換機
- ・PS・55Z(XGA)
- ・J−3100SGT
- ・TOWNSモデルSF
-
- また、MS-Windowsのバージョンは3.0/3.1ともに動作します。ただし、ヘルプは3.1に
- 付属のWINHELP.EXEでないと表示出来ません。
- ただし、私のテスト環境の関係上、PC-9821Ap+MS-Windows3.1以外ではテストを行えま
- せんので、ご了承願います。
-
-
-
- ◎起動方法
-
- GV [<機種指定>] [/FP[+|-]] [/PG=<Pager>] [/EXT=<TYPE>]
- [/ZM=<ZoomRate>] [/AS=<AspectRatio>] [/AA[+|-]] [/WD=<DataDir>]
- [/ICON[+|-]] [/UC[+|-]] [/QT{-|={0|1|2}}] [/DT[+|-]] [/VI[+|-]]
- [/C={16|256}] [/ESC[+|-]] [/APT={W|H|I|D}] [/BMP[+|-]] [/AL[+|-]]
- [/OD[+|-]] [/PS={1|2|3}] [/DDE]
- [<DataFile>]
-
- <機種指定>:
- { /98 | /98N | /98E | /98E1 | /98EA | /GA | /VGA }
- <TYPE>:
- { MAG | MKI | Q4 | JPG | GIF | PIC | PI | TIFF |
- PCD | Q0 | XBM | X | BMP | ALL }
-
- 起動方法は特別なことはなく、上記のオプションを指定してMS-Windows上でこのプロ
- グラムを起動するだけです。オプションの順番は関係ありませんが、データファイル名
- だけは最後に指定するようにしてください。なお、オプションについての詳しいことは
- 後述の「オプションについて」を参照してください。
- 起動した後の利用方法は適当にメニューを見ていただければわかると思います(「メ
- ニューからのコマンドについて」参照)。また、データファイルと関連付けて起動する
- ことも出来ます。関連付けはWindowsのWIN.INIの中に以下のような記述をします。
-
- [Extensions]
- MAG=GV.EXE [起動オプション] ^.MAG
- ・
- ・ GVで表示出来るデータ種類分並ぶ
- ・
-
- データの表示には、ドラッグ&ドロップがサポートされています。Windowsのバージョ
- ンは3.0と3.1に対応しています。ファイルマネージャなどからファイルをドラッグして
- きて、GV(アイコン状態でも可)にドロップしますと、そのデータを表示します。
-
-
-
- ◎表示できるフォーマットについて
- 現在のバージョンでは以下のフォーマットのデータを表示できます。
-
- 1.MAG :まきちゃんNETで開発されたMAKI02フォーマット
- 2.MAKI :まきちゃんNETで開発されたMAKI01A、MAKI01Bフォーマット
- 3.Q4 :QLDフォーラムで使われている魔女氏の開発されたフォーマット
- 4.JPEG :JFIFファイルフォーマットのJPEGフォーマット
- 5.GIF :CompuServeで開発されたフォーマット
- 6.PIC :柳沢さんの開発されたX68K用のフォーマット
- 7.Pi :柳沢さんの開発された16/256色用のフォーマット
- 8.TIFF :TIFF(Tagged Image File Format)
- 9.PhotoCD :コダック社の開発した写真をCD-ROMに記録するフォーマット
- 10.Q0 :QLDフォーラムで使われているRGBベタのフォーマット
- 11.XBM :X-Windowのビットマップフォーマット
- 12.X :JUNET上でのXBMを改良したフォーマット
- 13.BMP :MS-Windows3.X・OS/2のビットマップフォーマット
-
- 14.ALL :上記のフォーマットを拡張子によって自動判別するモード
-
-
- ・MAGフォーマットについて
- このバージョンでは、MAGフォーマットの部分セーブされた画像データの取り扱いを
- 以下のようにしています。
-
- 1) 部分セーブされた画像データを表示する前に他のデータが表示されていなけれ
- ば、通常のデータと同様に表示する。
- 2) 前に表示されている画像データと使用している色のプレーン数が等しくないと
- きは通常のデータと同様に表示する。
- 3) 部分セーブされた画像を指定された位置に表示したとき、前に表示されている
- 画像データの範囲に治まらないときは通常のデータと同様に表示する。
- 4) データサイズが幅が640以上か、高さが400以上のデータは通常のデータとして
- 表示する。
- 5) 1)、2)、3)、4)にあてはまらないときは、部分セーブされた画像データとして
- 前のデータをクリアせずに指定された位置に表示する。このとき、GVが持つ
- 内部データは前の画像と部分セーブされた画像を合成したものになる。なお、
- パレット情報は後から読み込んだ物が使用される。
-
-
- ・Q4フォーマットについて
- BATファイルの内蔵された画像データは、BATファイルの部分を無視してデータを表示
- します。また、Q4ファイルと同じディレクトリに同名のRGBファイルが存在するときに
- はパレットをRGBファイルの内容に設定します。
-
-
- ・JPEGフォーマットについて
- JFIFファイルフォーマットのデータを表示できます。JPEGデータ読み込み、変換部分
- にはIndependent JPEG Groupによって作成されたルーチンを元にしています。現在利用
- しているライブラリのバージョンは4です。
-
- This software is based in part on the work of the Independent JPEG Group.
-
- また、MACなどでつくられたPICT/JPEG圧縮のファイルにも対応しています。1つのファ
- イルに複数のデータが含まれている場合には、先頭のデータの横幅とそれ以降のデータ
- の横幅が同じ時には縦に連結して表示します。
-
- ・GIFフォーマットについて
- 現バージョンではGIF87a、89aの限られた画像データ(1ファイル1画像)
- のみ表示可能です。ただ、基本的には89aで拡張された機能については対応していま
- せん。
-
- The Graphics Interchange Format(c) is the Copyright property of
- CompuServe Incorporated. GIF(sm) is a Service Mark property of
- CompuServe Incorporated.
-
-
- ・PICフォーマットについて
- PICフォーマットは元々X68Kで作られたデータが多いため、X68Kのデータタイプのも
- のはアスペクト比を自動的に修正して表示することが可能なオプションが用意してあり
- ます。
- また、現在サポートしているのはタイプが0x00/0x01/0x03/0x11/0x21/0x52/0xC2/
- 0x0F/0X1F/0XFFで、16/256/4096/32K/64K/16M色のものです。ただし、部分表示機能は
- サポートしていません。
- 拡張フォーマットの一部に対応しました。
-
-
- ・Piフォーマットについて
- Piフォーマットのデータには、16/256色、パレット情報あり/デフォルトパレット利
- 用の組み合わせで4種類存在しますが、手持ちのデータにデフォルトパレット利用のも
- のがなかったため、テストしていません。
-
-
- ・TIFFフォーマットについて
- TIFFフォーマットにはいろいろな種類がありますが、現在は以下のものに対応してい
- ます。
- 白黒2値画像 (Class B)
- 白黒多階調画像 (Class G)
- パレットカラー画像 (Class P)
- 24ビットフルカラー画像 (Class R)
- CMYK形式カラー画像 (Class S)
- TOWNS形式画像 (TOWNS独自)
-
- また、TIFFを表示する部分にライブラリとしてTIFFKIT v1.27をGV用に修正した
- ものを利用しています。
-
- Based in part of TIFFKIT Copyright(C) 1991-1994 Noboru Abe
-
- それから、このライブラリでは仮想メモリマネージャが含まれていて、環境変数
- TIFF_TEMPに設定されたディレクトリにスワップファイルを書き出すようになっています
- が、GVではメモリ管理はWindowsに任せているため、このライブラリの仮想メモリマネ
- ージャを用いていません。
-
-
- ・PhotoCDフォーマットについて
- 現在PhotoCDフォーマットの表示には、サイズの小さい方から3種類のみ対応していま
- す。また、この表示には、以下のプログラムを参考にし、また独自にデータを解析して
- 得た情報をもとに作成したものです。そのため、表示出来ないデータがあるかもしれま
- せん。
-
- /* hpcdtoppm (Hadmut's pcdtoppm) v0.5pl1
- * Copyright (c) 1992, 1993 by Hadmut Danisch (danisch@ira.uka.de).
- * Permission to use and distribute this software and its
- * documentation for noncommercial use and without fee is hereby granted,
- * provided that the above copyright notice appear in all copies and that
- * both that copyright notice and this permission notice appear in
- * supporting documentation. It is not allowed to sell this software in
- * any way. This software is not public domain.
- */
-
-
- ・Q0フォーマットについて
- Q0フォーマットの表示のためにデータサイズの情報をFAL/IPRファイルから取得して
- います。このどちらかのファイルがQ0ファイルと同じディレクトリに存在していないと
- きは、ファイルサイズが768,000Byteのときのみ640x400の画像として表示します。
-
-
- ・BMPフォーマットについて
- WindowsのDIB/RLE圧縮あり、なし、OS/2のBMPに対応しています。ただし、拡張子は全
- てBMPになります。
- こんな事があっていいのか解らないのですが、NEC版MS-WindowsとEPSON版MS-Windows
- で同じデータをPAINT等のプログラムで表示したとき、(ハードウェアが同じにも関ら
- ず)色の明るさが異なるようです。どのように何にあわせて補正したらいいのか解りま
- せんので、パレット情報をそのまま使って表示してあります。
-
-
-
- ◎機能
- このプログラムの機能はただただ画像データを表示することだけです。一応、その他
- に以下のようなおまけの機能がつけてあります。
-
- 1.クリップボードとのコピー/ペースト(DIB)
- 2.BMP形式でのデータのセーブ
- 3.複数画像のドラッグ&ドロップによる自動/手動連続表示
- 4.画像データの右/左回転表示
- 5.複数画像データの自動/手動連結表示
- 6.ウィンドウサイズ自動変更機能
- 7.コメント表示
- 8.ドキュメントファイル表示
- 9.ディスプレイ機能表示
-
- ・クリップボードとのコピー/ペーストについて
- クリップボードへのコピー/ペーストは、DIBの形式で行われます。MS-Windowsに標
- 準のペイントブラシではペースト出来ません。
-
- ・BMP形式でのデータのセーブ
- データをセーブするときのBMPの色数は、現在表示されている色数と同じになります。
- ですから、16色表示のマシンで256色でセーブしたい場合はGVで256色で表示し(表示
- はきれいではないですが)、セーブするようにしてください。
-
- ・複数画像のドラッグ&ドロップによる連続表示
- ファイルマネージャ等からデータファイルをドラッグし、GVにドロップするとその
- データが表示されます。GVがアイコンの時はウィンドウが自動的にアクティブになり
- ます。この機能はMS-Windowsのバージョン3.0/3.1ともに有効です。しかし、バージョン
- が3.0のときは、この機能は非公開の機能を利用して実現していますので、動作しないも
- のがあるかもしれません。
- MS-Windows3.1では、ドラッグ&ドロップの機能が公開されたのですが、実際にドロ
- ップするまでファイル名が判らないという制限が出来たため、任意のファイルがドロッ
- プできてしまうようになってしまいました。しかし、ファイルマネージャに関しては、
- MS-Windows3.0と同様のAPIをサポートしているため、その様な事はありません。
- また、この機能を使って複数ファイルを選択する事が出来ます。複数ファイルを指定
- した場合は、指定された物のうちの1つを表示し、他のファイルは表示リストに登録し
- ます。このとき、拡張子をみて表示出来ないファイルは登録しません。
- ドラッグ&ドロップによって複数の表示可能なファイルを選択したときには、順番に
- 表示することが可能になります。マウスの左ボタンを押すと以下のメニューが表示され
- ます。
-
- Next Data:次のデータの表示
- Previous Data:前のデータの表示
- DATA List...:データのリスト表示
-
- また、左ボタンを画像が表示されているウィンドウでダブルクリックすると、次のデ
- ータが表示(Next DATA)されます。この機能の実際の利用方法としては、複数ファイ
- ルをGVにドロップ後、左マウスボタンのダブルクリックによって順次画像を表示させ
- るといったものになります。
-
- ・複数画像のドラッグ&ドロップによる自動連続表示
- Auto Load Fileオプションを選択しておくことによって、表示可能なデータを複数ド
- ラッグ&ドロップすると、指定時間間隔で自動的に連続表示されます。
-
- ・複数画像データの連結機能について
- 画像データの連結機能は、表示中の画像データの上下、左右どちらかに新たにファイ
- ルから読み込んできた画像データを連結するものです。このとき、画像データの幅(上
- 下)、高さ(左右)が異なるデータは連結することが出来ません。また、左右に連結す
- るときには、左に来る画像のサイズに制限があります。Q4フォーマットなどで、複数フ
- ァイルに画像データが別れているときなどに利用してください。
- また画像データ読み込み時に、AutoLinkオプションを設定しておきますと、ファイル
- 名の最後の1文字または2文字を見て、規則にあうデータファイルが同じディレクトリ
- に存在するとき、自動的にすべてのファイルを読み込んで連結して表示します。
-
- ・ウィンドウサイズ自動変更機能について
- この機能は、現在のウィンドウのポジションで、画面からはみ出すことなく、出来る
- だけ広い範囲の画像データを表示できるように自動的にウィンドウサイズを変更するも
- のです。データを回転したり、表示位置を変更した後にこの機能を使用すると便利です。
-
- ・コメント表示について
- コメント表示はデータのサイズ、色数などのほかに、MAGフォーマットの場合はヘッ
- ダのコメント部分を、XBMフォーマットの場合は、データ内の /* コメント */ 部分を、
- JPEGフォーマットの場合はコメントフィールド部分の表示をします。
-
- ・ドキュメント表示について
- 画像データファイルと同じディレクトリに、同じファイル名で拡張子がDOCかQ4Dのフ
- ァイルが存在するときは指定したページャーでドキュメントを表示します。ページャー
- のデフォルトはnotepad.exeです。また、複数画像データの連結機能を使用したときは、
- 2つのデータファイル名の共通の部分をファイル名として持ったドキュメントファイル
- を表示することが出来ます。また、ページャーは表示画像が変わった時、GVの終了時
- に自動的に終了します。
- マウスの右ボタンのダブルクリックでもドキュメントが表示されます。
- また、画像データ読み込み時にOpenDocumentを選択しておきますと、画像表示と同時
- にドキュメントファイルを表示します。
-
-
-
- ◎オプションについて
- このオプションは、初期化ファイル(File/Save Configによりセーブされる)、起動
- 時オプションの両方から指定できます。この2つの指定のうち、起動時オプションの方
- が優先されます。下記の表記は、[...]は省略可能、{...}は省略不可能、
- ..|..は1つ選択を表しています。また、オプションの指定順は関係ありませんが、
- データファイル名だけは最後に指定してください。
- それから、オプション指定で、+|−の選択が可能な場合、省略すると+と同じ意味
- になります。
-
- MS-Windowsユーザの方ごめんなさい。以下は掟破りの機種依存オプションです。
-
- 1.PC98(N)オプション:(/98、98N)
- このオプションをONにすると、16色データを表示するときに、パレットを変更して
- 4096色中16色表示をします。この表示は自分がアクティブなときに、データのパレッ
- トで表示し、非アクティブのときには、標準のパレットに設定します(従来のPC98オ
- プション)。また、メニューを選択しようとすると、標準のパレットに戻ります。パ
- レットをデータの物に戻したいときは、表示画面を左ボタンでクリックしてください。
- このオプションは、PC98シリーズ(16色)+NEC版MS-Windows3.0/3.0A/3.1、EPSON版
- MS-Windows3.1でのみ、指定してください。
-
- 2.PC98(E.1)オプション:(/98E、/98E1)
- このオプションは動作的には/98Nオプションと同じ動作をするものです。だた、
- EPSON版のMS-Windowsのデフォルトのパレットの色がNEC版とは異なっているので、
- EPSON版のMS-Windowsを利用されている方はこちらのオプションを利用してください。
- このオプションは、PC98シリーズ(16色)+EPSON版MS-Windows3.1で/98Nオプション
- で色がおかしかったときにのみ、指定してください。
-
- 3.PC98(E.A)オプション:(/98EA)
- このオプションは動作的には/98Nオプションと同じ動作をするものです。だた、
- EPSON版のMS-Windowsの内部のパレットの色がバージョンによって異なっているので、
- バージョンにより適宜使い分けてください。
- このオプションは、PC98シリーズ(16色)+EPSON版MS-Windows3.0Aでのみ、指定し
- てください。
-
- 4.GA1024iオプション:(/GA)
- このオプションをONにすると、16色データを表示するときに、パレットを変更して
- 1677万色中16色表示をします。この表示は自分がアクティブなときに、データのパレ
- ットで表示し、非アクティブのときには、標準のパレットに設定します。また、メニ
- ューを選択しようとすると、標準のパレットに戻ります。パレットをデータの物に戻
- したいときは、表示画面を左ボタンでクリックしてください。
- このオプションは、PC98シリーズ+GA1024i/Wで固定パレット版のドライバを使用
- しているときのみ、指定してください。
-
- 5.VGAオプション:(/VGA)
- このオプションをONにすると、16色データを表示するときに、パレットを変更して
- 262,144色中16色表示をします。この表示は自分がアクティブなときに、データのパ
- レットで表示し、非アクティブのときには、標準のパレットに設定します。また、メ
- ニューを選択しようとすると、標準のパレットに戻ります。パレットをデータの物に
- 戻したいときは、表示画面を左ボタンでクリックしてください。
- このオプションは、VGA(16色)でのみ、指定してください。
-
- 6.OTHERSオプション(デフォルト)
- このオプションを指定するとPC98シリーズ固有の処理を行わなくなります。
- 一般のマシン、及びPC98シリーズの上記以外の環境で使用されるときは必ずこのオプ
- ションを指定してください。
-
- 7.FixPaletteオプション:(/FP[+|-])
- このオプションを機種固有のパレット操作を使う時に指定すると、GVの設定した
- パレットを他のアプリケーションがアクティブになっても切り替えなくなります。こ
- のオプションはPC98[N|E1|EA]、GA、VGAオプションが指定されているときのみ有効で
- す。
-
-
- これ以降は全機種対応オプションです。
-
- 8.ページャー指定オプション:(/PG=<Pager>)
- このオプションは、画像データのドキュメントファイルを読むためのページャーを
- 指定するオプションです。指定するページャーは、パスがきってあるディレクトリに
- 置くか、フルパスで指定してください。デフォルトはnotepad.exeになっています。
-
- 9.画像データ起動時タイプ設定オプション:(/EXT=<TYPE>)
- このオプションを指定すると、GV起動時のファイル読み込みのタイプが指定した
- ものになります。<TYPE>として指定できるものは、GVがサポートしている画像フォ
- ーマットの拡張子とALLです。また、このオプションを指定しなかったときのデフォ
- ルトはMAGです。
-
- 10.ズーム率指定オプション:(/ZM=<ZoomRate>)
- このオプションは、画像データの表示時のズーム率を指定します。指定できる範囲
- は10%から999%までです。
-
- 11.アスペクト比指定オプション:(/AS=<AspectRatio>)
- このオプションは、画像データの表示時のアスペクト比を指定します。モニタの表
- 示特性を補正するのに使います。指定できる範囲は50から250までです。
-
- 12.自動アスペクト比調整オプション:(/AA[+|-])
- PICフォーマットデータ表示時、データタイプを見る事によってアスペクト比を
- 自動調整して表示する事を指定するオプションです。
-
- 13.起動時ディレクトリ指定オプション:(/WD=<DataDir>)
- GVの起動時、指定されたディレクトリをデータファイルディレクトリにします。
-
- 14.アイコン化オプション:(/ICON[+|-])
- このオプションを指定すると、アイコン化して起動されます。
-
- 15.非アクティブ時再描画オプション:(/UC[+|-])
- このオプションを指定すると、GVが非アクティブウィンドウになっているときも
- 出来る限り忠実な色で表示します。そのため、他のアプリケーションがパレットを変
- 更したときに画面の色を調整するので、その分他の表示が遅くなります。
-
- 16.減色オプション:(/QT{-|={0|1|2}})
- 画像データ表示時の減色オプションを指定します。-指定のときは減色無し、0のと
- きはディスプレイの表示色数が32K以上のときは減色無しで、それ以下の色数のとき
- はディスプレイドライバの能力にあわせて減色する、1は1パス、2は2パスの減色を指
- 定します。1パスの方が表示は多少高速ですが、色の再現性は悪くなります。また、
- 当然の事ながら、減色をしない指定にするとハイカラー、 フルカラーの表示可能マ
- シンでは高速に表示されます。
-
- 17.ディザオプション:(/DT[+|-])
- ディザを行うかどうかを指定するオプションです。
-
- 18.減色数オプション:(/C={16|256})
- 減色指定時に減色する色数です。指定した色数よりも画像データの色数の方が少な
- い場合は、減色は行われません。
-
- 19.使用言語オプション:(初期化ファイルからのみ指定可)
- GVのメッセージで使用する言語を指定します。現在はWIN.INIの国別情報をみて、
- "Japan"か"日本"でしたら日本語に、それ以外は英語になるようになっています。ま
- た、この自動判別よりも初期化ファイルの設定の方が優先されます。
-
- 20.ESCキー押下時終了オプション:(/ESC[+|-])
- ESCキーを押すとGVが終了するようになります。ただし、画像をロード中には終了
- しないようにしてください。
-
- 21.アスペクト比調整モード設定オプション(/APT={W|H|I|D})
- アスペクト比を調整するモードを以下のように設定します。
- W:表示幅を調整してアスペクト比にあわせる
- H:表示高さを調整してアスペクト比にあわせる
- I:オリジナルより拡大される方向に調整してアスペクト比をあわせる
- D:オリジナルより縮小されるように調整してアスペクト比をあわせる
-
- 22.ビットマップ利用オプション:(/BMP[+|-])
- GVの内部で描画(データ表示、スクロールなど)の速いフォーマットの利用の有
- 無を設定します。このフォーマットを利用しないようにすると、消費メモリ量を抑え
- ることが出来ます。
-
- 23. セーブ表示イメージオプション:(/VI[+|-])
- データをセーブするとき現在の表示状態(ズーム、アスペクト比)のまま行うかど
- うかを設定します。
-
- 24. 自動連結表示オプション:(/AL[+|-])
- ファイルを読み込むとき、ファイル名の最後の1文字または2文字を見て、以下の
- 規則にあうデータファイルが同じディレクトリに存在するとき、自動的にすべてのフ
- ァイルを読み込んで連結して表示する機能を設定します。
- ファイル名の規則:
- 上下 : xxxxU.ext + xxxxD.ext または
- xxxxU.ext + xxxxS.ext
- 上中下 : xxxxU.ext + xxxxM.ext + xxxxD.ext または
- xxxxU.ext + xxxxM.ext + xxxxS.ext
- 左右 : xxxxL.ext + xxxxR.ext
- 左中右 : xxxxL.ext + xxxxM.ext + xxxxR.ext
- 2x2 : xxxxUL.ext + xxxxUR.ext + xxxxDL.ext + xxxxDR.ext または
- xxxxUL.ext + xxxxUR.ext + xxxxSL.ext + xxxxSR.ext
-
- 25. ドキュメント表示オプション:(/OD[+|-])
- このオプションが設定されると、画像表示と同時にドキュメントファイルを表示し
- ます。
-
- 26. PhotoCDフォーマット表示サイズオプション:(/PS={1|2|3})
- PhotoCDフォーマットのデータを表示するときのサイズを指定します。
-
- 1 : 192 x 128
- 2 : 384 x 256
- 3 : 768 x 512
-
- 27. DDEサーバオプション:(/DDE)
- DDEサーバの機能を有効にするオプションです。デフォルトではDDEサーバとして機
- 能しません。詳細についてはdde.docを参照して下さい。
-
-
-
- ◎初期化ファイル
- 初期化ファイル内では以下のようにオプションを指定することが出来ます。
-
- Machine={ PC98 | PC98N | PC98E.1 | PC98E.A | GA1024i | VGA | Others }
- Pager=<ページャに利用するコマンド名>
- Format={ mag | mki | q4 | jpg | gif | pic | xbm | x | bmp | ALL }
- Dithering={ ON | OFF }
- Quantize={ ON | OFF }
- QuantizePass={ 1Pass | 2Pass }
- Color={ 16 | 256 }
- CPU={ 286 | 386 }
- AspectRate=<50〜250の範囲のアスペクト比>
- AutoAspect={ ON | OFF }
- ZoomRate=<10〜999の範囲のズーム率>
- FixPalette={ ON | OFF }
- UpdateColor={ ON | OFF }
- Language={ Japanese | English }
- GaSwitch=<0〜Fの範囲のGA1024iの割り込み番号>
- WorkDirectory=<GV起動時のデータ読み込みディレクトリ名>
- PushESCExit={ ON | OFF }
- UseBMP={ ON | OFF }
- ViewImage={ ON | OFF }
- AutoLink={ ON | OFF }
- OpenDocument={ ON | OFF }
- AddFileList={ ON | OFF }
- DispInterval=<0〜30秒の範囲の自動表示間隔>
- PhotoCDSize={ Base/16 | Base/4 | Base }
- SaveRLE={ ON | OFF }
- SaveDPI=<ファイルセーブ時のDPI>
- FileManDrag={ ON | OFF }
-
-
-
- ◎メニューからのコマンドについて
- メニューから指定できる機能として以下のものがあります。なお、GVの状態によっ
- て指定できないメニューは選択できないようになっています。
-
- ・(F)ile/
- (O)pen... :表示する画像ファイルを指定します。ファイル名指定用のダイアログ
- ボックスが表示されます。
- Save (A)s...:現在表示しているデータをBMP形式でセーブします。ファイル名指
- 定用のダイアログボックスが表示されます。デフォルトの名前は表示して
- いるデータの拡張子をBMPにしたものになります。なお、256色で表示して
- いるときは256色のBMPで、16色で表示しているときは16色のBMPで、セー
- ブされます。ViewImageをONにしてセーブすると、表示イメージのままセ
- ーブされます。
- Save (C)onfig All :現在のGVの状態を初期化ファイルにセーブします。
- E(x)it:GVを終了します。このとき、ドキュメントを表示していたときはそのプ
- ロセスも終了させます。
-
- ・(E)dit/
- (C)opy:現在表示しているデータをクリップボードにコピーします。
- Copy View(I)mage:現在表示しているイメージのままクリップボードにコピーしま
- す。ただし、PC98オプションで表示している物の色はイメージのままコピ
- ーすることは出来ません。
- (P)aste:クリップボードのデータをGVにコピーし、表示します。
- Cl(e)ar:表示しているデータをGVのメモリ上から削除します。MAGの部分セーブ
- ファイルを単独で表示させたいときなどに利用します。
- (Q)uantize/
- { 16 | 256 }
- 指定された色数に表示しているデータを減色します。
- (R)otate/
- { (L)eft | (R)ight }
- 指定された方向にデータを回転して表示します。
- (L)ink/
- { (T)op... | (B)ottom... | (L)eft... | (R)ight... }
- 表示されているデータの指定された方向に、新たにデータを読み込み、連
- 結して表示します。
-
- ・(V)iew/
- (F)ullScreen:全画面表示します。何かキーを押すか、マウスをクリックすると元
- に戻ります。
- (A)utoResize:現在の位置で、現在の表示データを出来る限り大きな範囲表示でき
- るようにウィンドウのサイズを変更します。
- (Z)ooming/
- { 25% | 50% | 75% | 100% | 150% | 200% | 400% }
- 指定された拡大率でデータを表示します。実際にはOpstion/Zoom Rateで設
- 定された拡大率と、このメニューで指定された拡大率を掛け合わせた倍率
- で表示されます。また、ここで指定した拡大率は、現在のデータの表示の
- みに反映されます。
- (P)icture Info...:表示しているデータの情報を表示します。表示される情報は
- 画像の種類によって異なりますが、基本的にはサイズ、データについてい
- るコメントなどです。
- (D)ocument... :画像データファイルと同じ名前で、拡張子がDOC/Q4D/TXTのファ
- イルをページャによって表示させます。このページャはユーザによってし
- てされたものが起動されます。
- D(i)splay Info...:ディスプレィの機能を表示します。
-
- ・(O)ptions/
- (E)nvironment... :GVの環境を設定します。
- Machine - 指定したマシン固有の機能を使用するように設定します。この指定
- は、マシンと異なった指定をすると動作に異常をきたしますので、絶対に
- 間違えないでください。選択出来る物は以下のとおりです。
- { PC98_N | PC98_E.1 | PC98E.A | GA1024i | VGA_16 | OTHERS}
- 286CPU - 使用しているマシンがCPUとして80286を利用している場合に設定しま
- す。JPEG表示時に80386以上でサポートされた命令を使用しません。
- Fixed Palette - 機種がPC98/VGA/GA1024iの時にGVがアクティブウィンドウ
- でなくなっても、パレットをシステムのものに戻さない指定です。
- GA1024i SW - 機種をGA1024iにしたとき、設定スイッチ番号を指定します。
- Update Colors - GVがアクティブウィンドウでないときに、他のアプリケー
- ションがパレットを変更したときに、出来る限りオリジナルと同じ色にな
- るように再表示する設定です。この設定をしますと、パレットが変更され
- るたびに再表示されますので、他のアプリケーションの動作が遅くなるこ
- とがあります。
- Push ESC->Exit - ESCキーが押されたときにGVを終了するようにします。
- Language - 表示するときに使用する言語を指定されたものにします。選択出来
- る物は以下の2つです。
- { (J)apanese | (E)nglish }
- Use Bitmap - GVの内部で再描画(表示やスクロール)の速いフォーマットの
- 利用の有無を設定します。このオプションをOFFにすると、消費メモリ量を
- 抑えることが出来ますが、ペースト時にBitmapフォーマットのデータはク
- リップボードにコピーしません。
- Use FM D&D - ファイルマネージャ独自のドラッグ&ドロップの利用の有無を設
- 定します。WindowsNTで利用するときには、このオプションをOFFにして下
- さい。
- (Z)oom... :表示データを指定した倍率で表示します。ズーム率を指定するダイア
- ログボックスが表示されます。指定できる範囲は10から999までです。
- (Q)uantize... :減色関係のオプションを設定します。ここで設定した値は画像表
- 示時に利用されます。表示時に画像の色数が、ここで設定した色数よりも
- 多い時には、減色されます。
- Quantization - 減色処理の有無(AUTO時は減色の有無と色数を設定)
- Method - 減色処理時に1Passで行うか2Passで行うかの設定
- Colors - 減色処理後の色数
- Dithering - ディザ処理の有無
- (A)spect Ratio... :データ表示時のアスペクト比を設定します。
- Aspect Ratio - アスペクト比を指定する(50〜250)
- Auto Adjust to CG - 表示データにあわせてアスペクト比を自動調整する
- (PICのみ)
- (D)isplay Data... :起動時のデータ関係の設定を行います。
- Directory - データファイルの存在するディレクトリの設定
- Format - 読み込む画像フォーマットの設定
- Auto Link Data - 自動連結規則にあったファイルが同じディレクトリに存在し
- たときに自動的にそのファイルを連結して表示する設定
- Open Docfile - 画像表示時にドキュメントファイルが存在したときに同時に表
- 示する設定
- Add Datafile List - 表示データリストに表示するデータファイルを登録する
- かどうかの設定
- Pager - ドキュメントファイルを読むためのページャの設定
- Auto Load File - 複数画像がドロップされたときに自動的にすべてのデータを
- 表示する設定で、指定された秒毎にデータを読み込んで表示する
- (S)ave...:セーブ時の情報を設定します。
- View Image - 画像セーブ時に表示イメージでセーブするかどうかの設定で、減
- 色後の色数で、表示中の拡大率、Options/Aspect Ratioの値が反映される
- RLE compress - RLE圧縮をしてセーブする設定。圧縮をしてもかえってサイズ
- が大きくなることもあるので注意すること
- Pixels per Inch - セーブするファイルに指定された解像度を書き込む
- (P)hotoCD... :PhotoCDフォーマット表示についての設定を行います。
- Display Size - 表示サイズの設定
-
-
- ・(H)elp
- (I)ndex...: GVのヘルプのインデックスを表示します。
- (C)ommand...: GVのコマンド(メニュー)のヘルプを表示します。
- (H)elp usage...: MS-Windowsのヘルプの使い方を表示します。
- (A)bout GV...: GVのバージョンを表示します。
-
-
-
- ◎キーボードからの操作について
- GVでは、一般のWindowsアプリケーションのようにメニューをキーボードから選択す
- る他に、以下のような幾つかのコマンドをキー操作で実行出来ます。
-
- ・カーソルキー
- 表示データのスクロール
-
- ・カーソルキー + SHIFTキー
- 表示データの高速スクロール
-
- ・ROLLUP/ROLLDOWN(PREV/NEXT)キー
- 表示データの上下の高速スクロール
-
- ・テンキーの'+'/'-'
- 表示拡大率のアップ/ダウン
-
- ・テンキーの'*'
- 全画面表示
-
- ・テンキーの'/'
- サイズ自動調整
-
- ・リターンキー/スペースキー
- 次のデータの表示
-
- ・リターンキー/スペースキー + SHIFTキー
- 前のデータの表示
-
-
-
- ◎マウスからの操作について
- GVのデータ表示画面に以下のようなマウス操作をすることによってコマンドを実行
- 出来ます。
-
- ・左ボタンを押したまま待つ
- 次のデータ/前のデータ表示等のメニューを表示
-
- ・右ボタンを押したまま待つ
- 表示拡大率のメニューを表示
-
- ・左ボタンをダブルクリック
- 次のデータを表示
-
- ・右ボタンをダブルクリック
- 表示データのドキュメントファイルを表示
-
-
-
- ◎バクについて
- なにかありましたらお知らせください。
-
- 大きなサイズのXBMファイルを表示できない。
-
- DIBエラー(メモリ不足)で異常終了した時にGVを終了してもシステムパレットに
- 戻らない(という報告をいただいています)。
-
-
-
- ◎現バージョンの制限
-
- 現在のJPEGデータの表示は遅いものになっています (;_;)。
-
- 24ビットBMPの表示も大変遅いです。DIBからBMPへの変換で時間がかかっているよう
- です。これは、ハイカラー表示のマシンでは問題ありません。それ以外の方は、256色
- 以下に減色することで対応してください。
-
- 拡大、縮小表示時にウィンドウの一部分を再描画すると、1ドットずれる場合がある
- と思われます。
-
- データ中のコメントが約200byte以上の場合、コメントの表示が出来ません。
-
-
-
- ◎今後行いたい変更について
- 今後、変更/改良をしていきたい機能として以下の様なものを考えています。ただし、
- いつ実現されるかは判りません。また、この様な機能があれば便利であるといったこと
- がありましたらお知らせくだされば幸いです。
-
- 1.ディレクトリのD&D
- 2.コメントの画像同時表示
- 3.出力ディレクトリの入力ディレクトリとの分離
- 4.自動表示のファイル読み込み中の中断機能
- 5.輪郭のスムージング機能
- 6.回転機能の強化(Flip/Mirror)
- 7.PICTフォーマットのサポート
- 8.GIF89aフォーマットのまじめなサポート(特にコメント表示)
- 9.画像表示時のいろいろな補正処理
- 10.画像ロード時のアイコン化
- 11.スクリプト対応
- 12.データのヘッダ部分によるデータフォーマットの判別
-
- ちなみに、画像フォーマットのサポートについては、基本的には私が気に入ったデー
- タの存在するフォーマットが優先されると思ってください (^_^)。
-
-
-
- ◎プログラムの頒布等について
- 一応、決まり文句ですが以下のことを守ってください。
-
- 1)GVについてはとびたが、またGVのヘルプファイルについては、山形大学OB
- さん、YUIPOさん、とびたが著作権を有しています。また、アイコンについ
- てはパオさんが著作権を有しています。
- 2)このプログラムの著作権情報(Copyright表示)を書き換えないでください。
- 3)このプログラムを頒布、または他のBBS等へ転載されるときは、以下のことを遵
- 守してください。
- a)オリジナルのまま、付属のドキュメントを添付して頒布/転載してください。
- b)転載する際には、事後で結構ですから著作者にその旨連絡を下さるようお願
- いします。
- c)このプログラムを頒布するに当って金銭の授受があってはなりません。
- 但し、ディスケット代などの実費についてはこの限りではありません。
- d)商業的目的で頒布する時には著作者に連絡を下さい。個別に対応します。
- e)二次転載(Nifty Serve FWINF/FGALAV/FQLD1以外からの転載)の場合は、一次
- 転載者が、上記登録先のバージョンアップに対応出来る場合のみにしてくだ
- さい。
- 4)本プログラムを使用することによって起きる損害等について、著作者は一切責任
- を負いませんのでそのむねご了承ください。バージョンアップ、バグ対応などに
- 対する責任も負わないものとします。
-
-
-
- ◎謝辞
- MAGBIBLE、MKBIBLEというフォーマットの仕様書を作成し、公開してくださった Woody
- RINN さん、どうもありがとうございました。このドキュメントがなければこのプログラ
- ムを作ることはなかったと思います。
- もし、このプログラムをまきちゃんNETへ転載出来る方がおられましたら、ぜひ転載を
- よろしくお願いします。
- また、GIFフォーマットについては進藤秀郎(SHU)さんのまとめられた1987年
- 版GIF解説書を参考にさせていただきました。大変解りやすく解説していただき本当
- にどうもありがとうございました。
- パレットマネージャの対応版のテストにご協力くださったYUIPOさん、私の試行
- 錯誤に付き合っていただき、本当にどうもありがとうございました。
- Q4フォーマットの表示については、XLD45を参考にさせていただきました。魔
- 女さん、ゆういちさん、いろいろとどうもありがとうございました。
- CompuServeに転載するために英語のドキュメントを作成してくださったDr.Mさん
- 本当にありがとうございました。これで少しはアメリカからのソフトの輸入超過にお返
- しができたかと思います。
- GVのヘルプファイルを作成してくださった山形大学OBさん、YUIPOさん、ど
- うもありがとうございました。おかげでWindowsのアプリケーションとしての体
- 裁が大分ととのったような気がします。
- PICフォーマットというハイカラーのグラフィックフォーマットおよびPiフォー
- マットをを開発し、公開してくださった柳沢さん、どうもありがとうございました。
- TIFFKITを開発し、公開して下さったあべべさん、どうもありがとうございました。お
- かけで、大変楽にTIFFフォーマットに対応することが出来ました。
- それから、このプログラムのバグ情報や、いろいろなご意見をくださったFGALAV、
- FQLD、FWINF、QLDフォーラムの皆さん、どうもありがとうございました。
-
- 最後になりましたが、このプログラムを利用していてバグ情報、ご意見がありました
- らご連絡をいただければ幸いです。なおいっそう良いものにしていきたいと思います。
-
-
- 飛田 方 (NIFTY : PBC02026 とびた)
- (日経MIX : tobita)
-
-
-
- ◎開発環境
-
- PC−9821Ap(メモリ8MB増設)
- GA−1280A(ハイレゾボード)
- CR−5500
-
- MS−DOS V5.00A
- 日本語MS−Windows V3.1(NEC版)
- Borland−C++ V3.1
- WXII-Win V2.10
- FJエディタ V0.99d
- WXII+ V2.56
-
-
-
- ◎履歴
-
- V0.63b 1994/05/18
- CTL3D.DLL/CTL3DV2.DLLのどちらかがあれば使う機能追加。
- パス名の長いファイルを認識しないバグをFIX。
- DDEのFileOpen/FileOpenExのファイル名を'"'で括っても認識するように
- 修正。
- PIC/PIフォーマットのデータでMACヘッダがあっても表示可能にした。
- 起動オプションの整理。
- 新しい画像を表示したときにアクティブになるように戻した。
- 画像回転時等にスクロール初期化をしないことがあるバグをFIX。
- 画像の連結に失敗したときの処理のバグをFIX。
- V0.63a 1994/04/30
- TIFF読み込み時にも_lxxxx()系関数を使うように変更。
- ルートディレクトリのファイルを認識しないバグをFIX。
- サイズ自動調整のバグをFIX。
- V0.63 1994/04/20
- TIFFフォーマットに対応。
- Q0フォーマットに対応。
- RLEフォーマットに対応。
- PICフォーマット(0x0f:24Bit)に対応。
- DDEサーバとしての機能追加。
- 拡張子をRLE/DIB->BMP、RGB->Q0に置き換えて表示(Drag&Dropのみ)。
- セーブ時のビットマップの解像度(dpi)の指定機能の追加。
- セーブ時のRLEによる圧縮機能の追加。
- メニュー構成の変更。
- 表示のみの拡大率の追加。
- JPEGライブラリをV3->V4に変更(GrayScaleのサポート)。
- JPEG表示可能フォーマットの追加(コメント、Multi Strip)。
- JPEGの特殊なデータが表示出来るように戻した(PICT/JPEG)。
- PhotoCDの表示に使っていたhpcdtoppmのルーチンを自前のルーチンに置き
- 換えた。
- メモリが足りないときはUseBitmapがONでもBitmapを使わずに表示する機
- 能追加。
- ファイルマネージャ特有ドラッグ&ドロップ機能の利用を設定出来るよう
- に変更。
- キーボードによる実行可能な機能の追加。
- 全画面表示をキーが押されたときにも抜ける様に変更。
- パレットの異なった画像の連結機能の追加。
- 減色メニューの追加。
- ペースト時にBITMAPのみ/BITMAP+PALETTEのデータに対応。
- ペーストしてきたデータの情報の表示機能の追加。
- EPSON Windows3.1モードの追加、及びWindows3.0モードの廃止。
- JPEG読み込み時のエラー処理(error_exit)のバグをFIX。
- OpenFileから_lopen/_lcreat関数の利用に変更。
- GIFの作業領域確保方法の変更。
- GIFの8色データの読み込み時のパレット数の設定のバグをFIX。
- ViewImageで保存するとき、失敗することがあるバグをFIX。
- /WDオプションのバグFIX。
- BMPの表示イメージがずれることがあるバグをFIX。
- 英語モードでXBMのINFOを表示するとエラーになるバグをFIX。
- 画像再描画時に98パレットが反映されないことがあるバグをFIX。
- /ZM、/ASで設定がうまくいかないバグをFIX。
- ファイルセーブ時に同一ファイルがあったときの処理のバグをFIX。
- V0.62 1993/10/16
- Piフォーマットに対応。
- PhotoCDフォーマットに対応。
- 自動連続表示機能の追加。
- 全画面表示機能の追加。
- 減色指定方法の追加。
- PICの拡張ヘッダの一部に対応。
- ファイルリストへの更新登録モードの追加。
- ファイルリストの全クリアボタンの追加。
- ファイルセーブ時にマウスカーソルを変更。
- ファイル読み込み時にマウスカーソルの砂時計化。
- ファイルセーブ途中で書き込みエラーのとき、書き込みに失敗したファイ
- ルを削除するように変更。
- MAGフォーマットのフラグAのサイズの計算方法を変更。
- V0.61でいれてしまったPICの0x00/16bitデータが表示出来ないバグをFIX。
- 大きなサイズのXBMデータ表示の出来ないバグをFIX。
- ファイルリストの変更がファイルリストメニューへ反映されないバグを
- FIX。
- ファイルマネージャから表示中にDrag&Dropが出来たバグをFIX。
- 拡大/縮小時にサイズが1ドット異なることがあるバグをFIX。
- 読み込みダイアログで、選択出来るドライブ数の取得方法の修正。
- 拡大率の変更時にスクロール位置のはみ出すバグをFIX。
- V0.61 1993/08/20
- 複数ファイルのDrag&Dropの連続表示機能。
- 既表示ファイルの再表示機能。
- メニューの日本語化。
- 自動連結読み込み表示機能。
- 画像表示時ドキュメント同時表示機能。
- 表示イメージセーブ・コピー機能の追加。
- マウスの左ダブルクリックによる次ファイル表示機能。
- マウスの右ダブルクリックによるドキュメント表示機能。
- PICフォーマット(0x01:88VA/8Bit,0x0f:8Bit)に対応。
- PICフォーマットで8/4Bitの物は表示したデータも元と同じBit数で表示す
- るように修正。
- PICフォーマット表示時に色が暗かった物(0x21:88VA/8Bit)を修正。
- ファイルを起動時、及びDrag&Dropで指定したファイルが表示出来ないも
- ののときの処理を変更。
- 98オプション時、メニュー選択時にパレットが標準に戻るように変更。
- データの読み込み中は終了出来ないようにした。
- サイズの大きなJPEGの表示時のハングアップを回避。
- アスペクト比自動調整がPIC以外に影響を与えるバグをFIX。
- UseBMPを指定しないときにデータより大きなウィンドウにすると表示しな
- いバグをFIX。
- パレット数がデフォルト値以外のBMPファイルの読み込み時のバグをFIX。
- V0.60a 1993/07/02
- PIC(X68K)4Bitフォーマット(0x00)に対応。
- アスペクト比の調整方法の追加。
- 省メモリモードの追加。
- 画像回転時の自動調整アスペクト比の補正。
- ESCキー押下時終了オプションの追加。
- 利用色数の少ない画像を減色したときのバグをFIX。
- V0.60 1993/06/13
- 減色処理をすべてのフォーマットでサポート。
- 減色無しをサポート。
- PIC(X68K)をサポート。
- MS-Windows3.1の公開版Drag&Drop機能の対応。
- 画像ロード状況の表示方法を変更(メニュー -> タイトル)。
- オプション指定方法、セーブ方法の変更。
- 初期化ファイルのフォーマットを一部変更。
- 機能拡張されたものについて、引数指定を可能にした。
- パレットの変更をアイコン時には行わないようにした。
- JPEGで長さ0のコメントのデータが表示出来ないバグをFIX。
- MAGの部分セーブの判定基準、計算方法のバグをFIX。
- 画像回転時の自動ウィンドウサイズ変更処理のバグをFIX。
- V0.59d 1993/05/21 (非公開版)
- 新規画像の上書き時に画面をクリアしないように変更。
- ドキュメントファイルの拡張子にTXTも許すようにした。
- MAGフォーマットの表示行数のバグFIX。
- BMPのペーストのバグFIX。
- 漢字データファイル名の取り扱いのバグFIX。
- MS-Windows3.1JでのDrag&Dropのファイル名の取得のバグFIX。
- V0.59c 1992/12/14
- 起動時のデータ読み込みディレクトリを指定できる様にした。
- GIFフォーマットを表示するときにMACヘッダがあっても可能にした。
- GIFフォーマット表示時のバグ(Ver.0.58以降)をFIX。
- V0.59b 1992/12/13
- MAGフォーマットの検査を他のローダにあわせてゆるくした。
- GIFフォーマットで表示できるものを一部追加した。
- V0.59a 1992/11/25
- 終了時のバグFIX。
- V0.59 1992/11/15
- ヘルプファイルの追加。
- BMPへのファイルセーブ機能の追加。
- Drag&Dropのサポート(MS-Windows3.0 & 3.1)
- ファイルオープン/セーブダイアログボックスの変更。
- JPEG画像のコメントの表示機能の追加。
- コマンド起動時の引数にICON、ZM、ASの3つを追加。
- 画像連結のキャンセル時のバグFIX。
- Zoom、Aspect Rateを100以外にしていたときのスクロール、一部再描画の
- バグFIX。
- 一部Q4ファイルの表示のバグFIX。
- 一部MAGファイルの表示のバグFIX。
- 200LINE MAKIファイルの表示のバグFIX。
- 起動時にカレントディレクトリ以外のファイルを指定するとファイルを見
- つけることが出来ないバグを更にFIX。
- V0.58x 1992/09/07 (テスト版)
- JPEG画像の表示の(多少の)高速化。
- 使用言語の判定に"日本"を追加。
- GA1024iのI/Oアドレスの設定スイッチ番号の指定機能の追加。
- ウィンドウ最大化時にウィンドウサイズを変更するときには通常表示に戻
- すようにした。
- BMPへのファイルセーブ機能のテスト。
- 起動時にカレントディレクトリ以外のファイルを指定するとファイルを見
- つけることが出来ないバグFIX。
- VGA表示のバグFIX。
- V0.57a 1992/08/13 (差分公開版)
- GV起動時に表示ファイルを指定した時のバグFIX。
- V0.57 1992/08/05
- 表示の拡大・縮小機能の追加。
- アスペクト比の修正表示の機能の追加。
- 初期化ファイルの対応。
- 英語モードの作成。
- WIN.INIの国別情報によって日本語/英語モード設定。
- ドキュメントのページャの自動終了機能の追加。
- 表示できるJPEGファイルフォーマットの拡張。
- 286CPUの自動判別。
- フルカラーのマシンのデフォルトをOthersにする。
- ノンプリエンティブなマルチタスクを少し考慮した。
- Q4のInfo表示のメモリ確保のバグFIX。
- V0.56a 1992/07/01
- メニューのチェックの初期化のバグFIX。
- コマンドラインのオプションの読み込みのバグFIX。
- V0.56 1992/06/27
- JPEGフォーマットに対応。
- VGAオプションの追加。
- 画像データ起動時タイプ設定オプションの追加。
- 画像連結(左右方向)機能の追加。
- Q4フォーマット表示時の外部RGBファイルのサポート。
- Q4フォーマットの画像の情報で、作成日、外部RGBの使用/未使用を
- 表示するようにした。
- OS/2のビットマップフォーマットに対応。
- 画像連結時のドキュメントファイル名決定方法の変更。
- Q4フォーマットの特定データの表示の不具合のバグFIX。
- データファイルを指定して起動したときのドキュメントファイル名の未設
- 定のバグFIX。
- 16色奇数行・幅の画像の回転時のバグFIX。
- V0.55a 1992/06/03
- EPSON版WindowsV3.0Aに対応。
- V0.55 1992/06/01
- Q4フォーマットに対応。
- 画像連結機能の追加。
- ウィンドウサイズ自動変更機能の追加と、リサイズのアルゴリズム変更。
- 制限付きGIF89aの対応。
- ドキュメントファイルを読む機能の追加。
- 非アクティブウィンドウ時の再描画オプションの追加。
- 論理パレット変更のタイミングの見直し。
- メニュー構成の変更。
- XBMファイルの最後に改行のない時のバグFIX。
- V0.54 1992/05/12
- パレットマネージャに対応。
- MAKIフォーマットに対応。
- EPSON版MS-Windows対応PC98(E)オプション正式対応。
- PC98パレット占有オプション追加。
- 画像サイズによってGVのウィンドウサイズの変更を行うようにした。
- ファイル名をウィンドウのタイトルにするようにした。
- MAG画像の情報に機種名を追加した。
- コメントのないMAGファイルの表示のバグFIX。
- MAGの部分セーブ画像表示のバグのFIX。
- GIF拡張ブロック読み飛ばしのバグFIX。
- GIFインタレース画像のバグFIX。
- 8色画像の表示のバグFIX。
- ビットマップサイズの計算のバグFIX。
- V0.53 1992/04/11
- GIF87aフォーマットに対応。
- MAGの部分セーブされたファイルの表示に対応。
- MAGデジタル8色表示のバグ?を更にFIX (_o_)。
- アーカイブ属性のないファイルをファイルリストに表示しないバグFIX。
- 複数GVを表示したときのPC98パレットの切り替えのタイミングを変更。
- GA1024iオプションの追加。
- EPSON版MS-Windows対応PC98パレットテスト版(PC98(E)オプション)。
- パレットマネージャ対応テスト版。
- V0.52a 1992/04/05
- 左右の回転時にコメントのクリアをしてしまったバグをFIX。
- PC98オプションの使用パレット数取得のバグをFIX。
- MAGデジタル8色表示のバグをFIX。
- V0.52 1992/04/03
- リソースの開放忘れのバグをFIX。
- 左右の回転表示のサポート。
- V0.51 1992/03/31
- PC98オプションを追加。
- クリップボードにビットマップのほかにDIB、論理パレット(パレットマ
- ネージャ対応時)を送るように変更。
- V0.50 1992/03/20
- 最初のバージョン。
-